それは、海外と日本のあいだに「静かな差」が広がっているということです。
ある調査によると、アメリカでは多くの企業がすでに生成AIを業務に取り入れている一方で、日本での導入はまだ一部にとどまっているとされています。とくに中小企業では、その差はさらに大きいようです。
この差は「技術の差」ではありません。「使い方を知っているかどうか」の差です。そして、ここにこそ、私たち日本の小さな会社にとってのチャンスがあると考えています。
■ 海外の小さな会社は、AIで何をしているのか
派手な話ではありません。彼らがやっているのは、とても地味で、実務的なことです。たとえば、問い合わせへの初期対応や見込み客への最初のメールをAIに下書きさせる。ブログやSNS、メールの「ネタ出し」と「たたき台」をAIに任せ、人は仕上げに集中する。一人の担当者が、AIを使って、これまでチーム数人分だった作業をこなす。
ポイントは、「すごいAI」ではなく「地味な業務の置き換え」から始めていることです。
■ なぜ、日本ではまだ広がらないのか
理由は、おそらく技術ではありません。「うちのような小さな会社には関係ない」と感じてしまう。何から手をつければいいのか分からない。海外の情報は英語が多く、日本の現場に合う形に「翻訳」されていない。
最後の点が、私がこの場で書こうと思った理由です。海外で実際に使われている方法を、日本の中小企業の現場で使える形に置きかえてお伝えする。それが、私にできることだと思っています。
■ 今日からできる、最初の一歩
大きな投資はいりません。今日できることを、ひとつだけ。まず、いつもの仕事を1つ選びます(例:問い合わせ返信、ブログの下書き、提案文)。次に、その仕事を「AIへの指示文」に書き出します(誰に・何を・どんなトーンで)。そして、AIに下書きさせ、自分は仕上げだけをする。浮いた時間を、本当に大事な仕事に使います。
これだけで、「AIを使う会社」への一歩が始まります。
■ おわりに
新しい道具は、私たちを忙しくするためではなく、本当に大切なことに時間を使うためにあるのだと思います。
あなたの会社で、もしAIに任せられる仕事が1つあるとしたら、それは何でしょうか。
コメントを残す